ちょうどいい生活水準って、実家暮らしだと本当にわかんないですよね。平均的な家賃と条件の部屋に住んでみると、これくらいだと自分にとっては、高い/安い、広い/狭い、近い/遠い、というのがなんとなくわかってきます。
新たな生活を始める際には、1-2年のお試し期間を設けて、身の丈に合った「平均的な」物件に住み始めてはどうかと提案している。生活のことだけでなく一般的に、最初からベストを狙わず探りを入れる、という点で大切な考え方だと思う。引用は、大原扁理著「年収90万円で東京ハッピーライフ」(太田出版、16年)から(p133)。
年収90万円で東京に住む、について家人とも話してみた。若くてまだ健康、これが大前提。それに一人暮らしの気ままな生活。東京という都会は、色んな意味で一人暮らしを許容する。ただし、東京と言っても多摩、それも駅までだいぶ遠そうなところ。なんせ住んでいるのは家賃2.8万円の物件だ。家人がきっぱり言った、まず、毎日の酒を止めないといけない。もし当家が似たような状況を目指すとしたらということだが。
同著者の「20代で隠居 週休5日の快適生活」も図書館に予約していたが取り消した。一冊読めば十分そうだ。