エントリー

カテゴリー「読み物」の検索結果は以下のとおりです。

マネジメントの名著64冊

  • 2023/12/28 05:53
  • カテゴリー:読み物

顧客のニーズを探ろうとインタビューをしても、うまくいかないことが多い。人は自分の行動やニーズを上手く説明できないから

大切なのは意見ではなく行動だ。顧客を徹底的に観察することから始めねばならない。最寄り図書館の新着コーナーから借りて来た、中尾隆一郎著、「本当に役立った」マネジメントの名著64冊を1冊にまとめてみた(PHP研究所、2023年)から(p195)。

紹介されている64冊の内、読んだことがあるのは8冊だった。紛争の心理学、非営利組織の経営、真実の瞬間、ザ・ゴール、ゼロ・トゥ・ワン、イシューからはじめよ、チーズはどこへ消えた?、7つの習慣。

読んでみようと思った本は、9つの嘘、アメリカ海兵隊、いかなる時代環境でも利益を出す仕組み、私の財産告白、エンデの遺言など。

「ザ・ゴール」との出会いイシューからはじめよ7つの習慣非営利組織の経営ビジネス書図鑑(いずれもサイト内)

現代マーケティング解体考

  • 2023/12/21 06:02
  • カテゴリー:読み物

物は相貌だった。今まで見てきたいつもの貌と、もう一つ今まで隠れていた未開発の貌・・・それはコトを経由して顕現し、われらの「心」を反映する

そういうのが見えて来たのだとか。香下堅次郎著「現代マーケティング解体考」(三省堂書店、2021年)から(p464)。本書副題は、真正・商品論序説-物の「心」様相 顕現。

なんだろうねこれ。宗教だろうか。図書館の新着本をよく見もせずに借りて来たのだが。

一つ収穫があった。クレイトンの比較的新しい著作を知ったこと。クレイトン・クリステンセンら著「ジョブ理論-イノベーションを予測可能にする消費のメカニズム」。新規事業開拓のヒント、「身近な生活のなか、無消費に眠る機会、間に合わせの対処策、できれば避けたいこと、意外な使われ方、の五つ」(p163)。

# Competing Against Luck: The Story of Innovation and Customer Choice (2016)

不倫データを徹底分析

  • 2023/11/22 05:56
  • カテゴリー:読み物

アカデミックな手法を用いれば、下世話でリアルで切実なテーマの沼にも冷静に踏み入っていける

とレビューされている「不倫-実証分析が示す全貌」という新書が面白そうだ。「所得格差を究める経済学者」、「移民を追う社会学者」、学者二人の共著だとか。

OPACで検索。市立図書館の蔵書にある。さっそく予約を入れた。

1990年代にメール、当時は電子メールとフルに言っていた、が企業で使われるようになって社内不倫が一気に広まった。それまでは、給湯室へ行く姿を見て、急いでメモを書き追っかけて渡したものだ。18時半いつものお店で、などと書いて。そんな風に、メールがない頃は連絡に苦労したそうだよ、と、先日、同僚と話したばかりだ。

不倫データを徹底分析!「誰が、誰と、どこで、きっかけは・・・」学者が解き明かした現代日本の不倫事情|ブックバン

私たちと戦後責任

  • 2023/11/10 06:07
  • カテゴリー:読み物

日清戦争と日露戦争は、どちらも朝鮮半島の支配をめぐる争いでしたから、これらをきちんと論じないままでは、日本の植民地支配のもつ深刻さを、十分に捉えられません。

宇田川幸大著「私たちと戦後責任」(岩波ブックレット、2023年)から(p21)。本書副題は、日本の歴史認識を問う。

侵略戦争ではなく「自衛のための戦争」と、政治家は国会で答弁した。明治時代のこの2つの戦争を無批判に肯定するのは何も政治の場に限ったことではない。同時期の世論調査(内閣府政府広報室、1968年)によると、「明治時代の日本の歩み」に対する評価では、「良かった」が50.7%で多数派を占めていた。

中村草田男が昭和初年に「降る雪や明治は遠くなりにけり」と詠んだ。その気分が国民全体に行き渡っていたのだろう。21世紀の今もきっとそうだ。明治は良い時代であった、何も悪いことはしていない、と皆思っている。

加害者はなかったことにする。被害者は決して忘れない。朝鮮半島の国と日本、根本的なところで認識の違いがあると思わざるを得ない。

検証戦争責任(サイト内)

Cause and result ルール

  • 2023/11/09 05:52
  • カテゴリー:読み物

日本語では、この論理からはずれている文章が多い。日本語では、理由しか言わなくても相手がその先の効果・結果を察してくれるからである。以心伝心というわけである。

例えば英語では、いつも Cause and result を意識して、話さなければならない。文章を書く際もそうだ。cause、原因や理由。resultは、結果、効果、言いたいこと、要求。

引用は、高橋昭男著「仕事分の書き方」(岩波新書、1997年)から(p83)。最寄り図書館で除籍になったリサイクル本。

仕事上ある課題が生じたと連絡網で通知された。数日経って、関係者らしきメンバーに召集がかかった。何日何時に集まれとあるだけでアジェンダはない。こういうご招待を受けることは珍しくない。その度に、話し合うべきことを箇条書きしてください、終了予定時刻も知らせてください、もし何か準備(心づもり)しておくことがあれば併せて、と返事をするようにしている。すると、こちら(皆)が察していた事項だけでなく色んな議題が並んだりする。そんなことがままある。

ことばの切れ味(サイト内)

ユーティリティ

« 2025年10月 »

- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

新着エントリー

母の待つ里
2025/10/27 06:46
高市新政権発足
2025/10/26 06:30
夭折の画家 石田徹也
2025/10/25 07:10
四つの伝説、N響#2044
2025/10/24 06:01
「私と八木一夫」
2025/10/23 06:55
再びArch Linux、E200HA
2025/10/22 06:21
政局の行方、25年10月
2025/10/21 05:17
わたしの自叙伝、新藤兼人
2025/10/20 06:40
社説が見た石破首相所感
2025/10/19 07:16
不具合、E200HA
2025/10/18 06:56

過去ログ

Feed