硫黄鳥島
- 2024/05/10 06:07
- カテゴリー:読み物
鹿児島県最南端より北にある沖縄県最北端の島
西村まさゆき著「地図でめぐる日本の県境100」(天夢人、2023年)から(p144)。県立図書館の新着本コーナーにあるのを借りた。
かつて硫黄鳥島は、琉球王府が直轄した。硫黄が採掘できたからだ。硫黄は明などへの重要な朝貢品となった。琉球が島津藩に占領された際、薩摩に編入されなかったこの島は、現在、沖縄県にある。飢饉や火山の噴火のために無人の島となった。住民の多くは久米島へ移ったため、硫黄鳥島は久米島町に所属している。
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